サプリメントガイド



ミネラルの働きについて

ミネラルにはどのような機能がありますか?

ミネラルの働きには、無機質として、人体の構成要素となることや、代謝に関わる酵素の機能維持に必須の成分としての機能などがあります。

主なミネラルの働きについては次のようなものです。

ナトリウム(Na)
⇒ ナトリウムは、塩の成分であり、細胞の浸透圧を調節し、細胞レベルでの機能に関与します。
⇒ 酸アルカリバランスや水分の調節に関与します。
カリウム(K)
⇒ 神経や筋肉の機能の調節をします。
⇒ ナトリウムに拮抗して血圧を下げます。
マンガン(Mn)
⇒ 骨代謝、肝臓での物質代謝に関与します。
⇒ 1日に許容上限摂取量(対象年齢18〜49歳)は10mgです。
フッ素(F)
⇒ 歯や骨に存在する超微量元素です。

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ミネラルの摂取が不足するとは?

近年、日本人の食生活に占める加工食品の割合が増加傾向にあることから、それに伴い必須栄養素であるミネラルの摂取が不足する危険性が指摘されています。

ミネラルというのは、一般に、食品の精製・加工、調理の過程で減少しますが、それらの過程においてミネラルが意図的に添加されることもあります。

例えば、米の場合ですと、精米の過程においてカルシウムやマグネシウム、鉄、亜 鉛などが著しく減少してしまいます。これは、小麦や砂糖でも同じような傾向が認められます。

なお、通常の食材の場合も同様に、調理・加工によってミネラルが失われます。

つまり、日常摂取する加工食品のミネラル量というのは、個々の食材がもっている量を合計した量よりも少なくなるということです。

なので、加工食品の摂取が多い食生活ですと、必須栄養素であるミネラルが欠乏する可能性がありますので、潜在的な欠乏症を予防するために、サプリメントを利用する意味があります。


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