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ビタミンCの注意点について

ビタミンCはどのような点に注意が必要ですか?

ビタミンCは、通常の食材に由来する成分なので、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。

ただし、一部の医薬品との相互作用がありますので、何らかの医薬品を併用する場合には、主治医に相談の上で利用する必要があります。

また、ビタミンCの1日の許容上限摂取量については、日本の基準では規定されていないのですが、米国では1日当たり2000rが上限となっていて、それを超えて大量に摂取すると、胸焼けや下痢といった胃腸障害、頭痛などを生じることがあるとされています。

なお、一般的には、ビタミンCを摂取することにより期待できる健康上のメリットのほうが、デメリットを上回ると考えられています。

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ビタミンCと腎臓結石(シュウ酸カルシウム石)との関係について

ビタミンCにより尿中シュウ酸の排泄量が増加することから、ビタミンCの摂取と腎臓結石(シュウ酸カルシウム石)との関係が指摘されています。

これについては、実際に特異な体質の場合、例えば、低クエン酸尿症のケースなどでは、ビタミンCによる腎臓結石の石灰化促進も考えられます。

しかしながら、米国における大規模な疫学調査によれば、ビタミンCの摂取と腎臓結石の発症との関係は否定されていて、一般的には問題になりません。

なお、腎臓結石の発症には、ビタミンCの摂取だけでなく、次のような様々な因子が関与しています。

■カルシウムとマグネシウムの不均衡
■カルシウムの摂取不足
■動物性たんぱく質の過剰摂取
■各自の体質...など


ビタミンCの効用と安全性
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