ビタミンPとはどのような成分ですか?
ビタミンPというのは、血管の機能を高め、毛細血管と末梢組織との間の、水分などのやり取りをコントロールする成分のことです。
なお、ビタミンPは、最初は人間が生きていく上で必須の成分(ビタミン)と考えられていたことから「ビタミンP」と名付けられたのですが、厳密にはビタミンでないことがわかったため、現在ではビタミン様成分として扱われています。
ちなみに、植物に含まれている成分(フラボノイド)のヘスペリジン、ルチン、ケルセチンをまとめてビタミンPと呼ぶことが多いです。
フコキサンチンとは?
フコキサンチンというのは、ワカメなど褐藻類の海藻に含まれているカロチノイドのことをいいます。
フコキサンチンは、橙色の色素で、抗酸化作用が強く、細胞や動物を使った実験では抗ガン作用が報告されていますが、ヒトが摂取したときに効果があるかどうかについてはわかっていません。
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