スピルリナには、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB群、鉄分などが豊富に含まれており、特に、タンパク質は重量の6〜7割を占めています。 これは、100gあたりで比べると、肉類や大豆といった良質なタンパク質食品よりもはるかに多いものです。 しかしながら、スピルリナが主食になるわけではありませんので、タンパク質が豊富といっても供給源は限られています。 なお、タンパク質を構成するアミノ酸のうち、比較的多いものとしては、次のようなものがあります。 ■分岐鎖アミノ酸(BCAA)と総称されるバリン・ロイシン・イソロイシン ■リジン ■フェニルアラニン
スピルリナに豊富に含まれている鉄分は、ヒトの体内にも吸収され利用されることが示されています。 また、ビタミンB群も豊富です。ただし、ビタミンB12はヒトでは利用されない不活性型が主です。
スピルリナは、藻の一種であることから、葉緑素(クロロフィル)も豊富に含まれています。 この葉緑素には抗酸化作用がありますので、生活習慣病の予防効果も期待できます。
□セントジョーンズワート