サプリメントガイド



白インゲン豆抽出物と血糖上昇抑制について

健常者と糖尿病の人の血糖値について

健常者の場合は、食事中の炭水化物が吸収されて血糖値(血液中のブドウ濃度)が上昇するのに応じて、膵臓からインスリンが必要な量だけ瞬時に分泌されます。

これに対して、糖尿病の人の場合には、インスリンがゆっくりとしか分泌されないので、血液中のブドウ糖が処理されず、食後に血糖値が急激に上昇してしまうのです。

白インゲン豆抽出物と血糖上昇抑制について

白インゲン豆抽出物を食前に摂取することによって、αアミラーゼの活性を阻害し、食後過血糖が抑えられます。

そして、血糖上昇が抑制されれば、インスリンの分泌量が少なくなり、脂肪蓄積を防ぐことが可能になります。

関連トピック
白インゲン豆抽出物の基礎研究について

1985年に報告された基礎研究では、白インゲン豆由来の成分が、ヒトのαアミラーゼ活性を用量依存性に阻害することが示されています。

具体的には、酵素阻害成分を2.0〜5.0r/mlの濃度にて1分間あたり5mlの速度で投与すると、αアミラーゼ活性が94.0〜99.9%以上、阻害されたということです。

また、この効果については、胃液の影響を受けることなく、十二支腸内で作用することが確認されています。

臨床試験について

1986年に報告された臨床試験では、健常者と糖尿病患者を対象にして、50gのデンプン質を摂取させた際の効果が検討されました。

この結果、白インゲン豆抽出物を投与した群では、対照群よりも、食後の過血糖とインスリン分泌が有意に抑制されたということです。

また、2004年に報告された臨床試験では、肥満者を対象にして白インゲン豆抽出物を投与した結果、体重の減少と血中中性脂肪値の低下(改善)が認められたということです。


白インゲン豆抽出物の効能
白インゲン豆抽出物と血糖上昇抑制
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